占い師になるために必要なこと

霊感や予知などの特殊な能力や才能がないとスタートラインにすら立てないと思われてしまいがちな占い師という職業ですが、霊感などの能力が備わっていることが占い師に必須な条件ではありません。誰でもすぐ占い師になれるというわけではありませんが、誰だって占い師を目指すことはできるんです。
では、占い師未経験の人が占い師になる為に必要なこととはいったいどんなことなのでしょうか?

 

占術の勉強

占い初心者の方・占い師未経験の方はまずここからスタートです。タロットカード・オラクルカード占いや西洋占星術、数秘術や手相占いなど、様々な占術がある中からまずは何か一つ選んで勉強を始めてみましょう。
個人的にオススメなのはタロットカード・オラクルカードなどカードを使って占うタイプの占術です。タロットカードは基本の基本。使えるようにしておいて損はありません。カードにもいろいろな種類があって選ぶのも楽しいと思います。直感で気に入った絵柄のカードを選んでみましょう!

人の気持ちに寄り添える心

どれだけ力のある占い師でも、この部分が欠けていたら話になりません。相談者に伝えづらい悪い結果が出てしまった時、あなたはどうやって伝えますか?そのままハッキリ伝えると相談者は傷つき落ち込んでしまいます。しかし、嘘を伝えても相談者の為にはなりません。そんな時、相談者の心に寄り添って考えられる力が大切になってくるんです。
ただ話を聞いてあげるだけの役割なら難しいことではないと思います。しかし、占い師は占いの結果を伝えるのが一番の仕事。結果を嘘偽りなく伝え、かつ相談者が落ち込まないような言葉選びをするのは慣れるまでかなり苦労すると思います。

的確なアドバイスができる論理的思考

占いを利用するお客さんが求めているのは結果に対するアドバイスです。良い結果が出た時はもちろん、どう行動すればこの結果に近づけるのかのアドバイス、悪い結果が出てしまった時はその結果にならない為のアドバイスをしなければいけません。
お客さんはお金を払って占いを利用しています。しかも定額ではなく、1分ごとに料金はどんどんかさんでいきますよね。そんな状況で、できるだけ簡潔に、そして的確かつ分かりやすいアドバイスをしなければいけません。
中には悪い結果が出た時にお客さんの不安を煽るような伝え方をし「私の言う通りにすれば上手くいく」と強引なアドバイスでお客さんを依存させる悪徳占い師もいます。そんな占い師にはならないようにしてくださいね。